印紙税導入時のパンフレットの作者

 【問い】

印紙税は、明治6(1873)年に西洋の制度を参考にして導入されました。  

「明治財政史 第6巻 一名松方伯財政事歴」(明治36年12月編纂)によれば、印紙税導入の目的は、江戸時代からの税負担が農業者に偏重し、商工業者には軽いという状況を改め、商工業者にも均一の税負担を課すことと記されています。  

当時の租税頭(そぜいのかみ、現在の主税局長に相当)は、印紙税は全く新しい税であるため、混乱が生じることがないように、印紙税導入の理由や海外での沿革事例を『印紙税略説』というパンフレットにまとめて頒布して、国民の理解を得ようとしました。

この人物は、後に「カミソリ」と称され、外務大臣として活躍しています。

さて、その人物とは次のうち誰でしょうか。

 

1.榎本武揚

2.陸奥宗光

3.小村寿太郎

 

答えはこちら

https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/sozei/quiz/2110/answer.htm